【2•3歳】《両足ジャンプができない》原因と練習方法!

運動の悩み


こども教育研究家のこうへい先生です!

東京都世田谷区の教育現場で日々子どもたちと関わっています。

子どもに関する悩み、運動に関する悩みを中心に記事を書いています。


今日は、運動指導のプロである私が、両足ジャンプができない子向けのジャンプ練習法について解説していきます。


一般的に、両足でピョンとジャンプができるようになるのは2歳前後と言われています。

ただ発達には個人差があるので、できていないからといって焦る必要はありません。

できる練習をできる範囲で行っていきましょう。



本記事でいくつか練習法を紹介しますが、
ジャンプの感覚作りとして最も効果的なのはトランポリンです。
もし準備できる方はそれで沢山跳ねてみてください!

⚪︎こうへい先生
体操競技歴17年、インターハイ•国体出場、海外大会優勝の経験あり。
運動指導のプロフェッショナル。

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ジャンプができない原因

ジャンプができない原因を3つ紹介します。

ジャンプができない子は以下のどれかを満たしています。

筋力不足

ジャンプするには、ある程度全身の筋力が必要です。
ジャンプができない子は基礎筋力が足りていない可能性があります。

ジャンプのやり方がわからない

「膝を曲げて、勢いよく膝を伸ばしながら地面を蹴る」という一連の動作がジャンプには必要ですが、この動きが体が理解していない可能性があります。
ジャンプをするために必要な筋力が足りていても、動きが理解できないと跳ぶことはできません。

恐怖心

まれに、足が地面から離れるのが怖い子がいます。
(これまで子どもを指導してきた体感的には、こういう子そこまで多くありません)

少しずつ恐怖心を和らげていけばできるようになります。

練習法

足を動かす

仰向けで足を上にあげるように寝ている子の足をもって、自転車を漕ぐようにグルグルと足を動かしてあげましょう。

このエクササイズは初期段階のものなので、歩くのが安定している子にはあまり必要がないかもしれません。

歩行初期、または歩行前に沢山行ってみましょう。

股関節や膝関節を動かす感覚が身に付きます。

蹴伸び

よく滑る床の上に仰向けに寝そべり、膝を曲げた状態で壁に足の裏をつけます。
そこから壁を蹴り出し、蹴伸びをするように勢いよく伸び上がります。
※大人の手のひらで壁を作っても良いです。

この運動で、「膝を曲げて地面を蹴る」という動きを覚えることができます。
(腕の位置はどこでもいいです。)

筋力不足で立位でのジャンプができない子に、感覚作りとして有効な練習となります。

段差上り下り・段差ジャンプ

階段の上り下りを沢山しましょう。

「膝を曲げて、足の裏で地面を押し返して進む」という運動を繰り返す中で、
体幹の安定下半身の筋力up地面を踏む感覚を養うことができます。

そして、次は補助付きで階段1段程度の高さからジャンプをしてみましょう。
(両手を持ってあげましょう)

習得の順番は
段差でジャンプができる→立位でジャンプができる」です。

低くて良いので、段差でのジャンプに挑戦してみましょう。

ベットダイブ

段差でのジャンプが怖くてできない…!!

そんな子もいると思います。
この練習はそんな子にオススメです☝️

ベットや布団、柔らかいマットなどを用意し、勢いよくダイブしましょう。
(ジャンプに恐怖心を持っている子は勢いよくダイブができません)

最初は子どもが怖がらない程度でダイブのサポートをしてあげてください。

慣れてくると子ども1人で勢いよくダイブをするようになり、ジャンプに対する恐怖心がやわらいでいきます。

そうなると段差でのジャンプもできるようになっているでしょう。

トランポリン

トランポリンが用意できるご家庭は、用意して沢山弾ませてあげましょう。

最初は弾み方がわからないと思うので、子どもの後ろに立ちトランポリンに乗り、一緒に弾みましょう。(乗らずに手を持つ補助でも良い)

トランポリンは「地面を蹴る」という感覚が手っ取り早く覚えられるので、
跳ぶ感覚を掴むのに最も効果的です。

また、リズム良く繰り返し跳ぶという動作は縄跳びにも繋がります。

ぜひ楽しみながら跳ねてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「周りの子はみんなジャンプができるのに、うちの子は…」と焦る必要は全くありません。
比べる必要もありません。

子どもの成長を信じて、焦らずに見守ってあげましょう。


今日はこんなところで!

それでは👋

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