こんにちは、こども教育研究家のこうへい先生です!
東京都世田谷区の教育現場で日々子どもたちと関わっています。
子どもに関する悩み、運動に関する悩みを中心に記事を書いています。
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《悩みの9割は人間関係》
心理学の世界ではそのように言われます。
「皆様は今、人間関係の悩みを抱えているでしょうか?」
「悩みの9割が人間関係。ということは悩みを避けたいなら人間関係をそもそも作らなければ良いのでは?」という意見も出てきそうですが、幸福も人間関係から生まれます。
なのでベストは《良い人間関係を作る考え方を身につける》です。
今日の記事では教育のプロから見た「人間関係の悩みを解決する1つの考え方」を紹介します。
人間関係の悩みを解決する考え方

人間関係の悩みを解決する1つの考え方、それは《全行動》です。
全行動の考え方
「全行動」という考え方を紹介します。
この考え方では、人の行動を「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つに分類します。
この4つを車の車輪に例えて、全行動が示す人間関係の考え方を整理していこうと思います。
コントロールできるものに集中する

全行動では、前輪を「行為と思考」、後輪を「感情と生理反応」と表します。
人は「願望」の向く方向にハンドルを切って進んでいきます。
前輪の特徴は「コントロールできる」こと。
後輪の特徴は「コントロールできない」こと。
人間関係において全行動が伝える大切な考え方の1つは、《コントロールできるものに集中する》というものです。
自分から湧き出る感情はコントロールできないものです。
例えば誰かへの“怒り”も“緊張”も“不安”も、あなたにはコントロールできないものです。
湧き出てくるものはどうしようもないし、仕方ありません。
そこに悩むエネルギーは微塵は割かなくていい。
あなたがコントロールできるのは、“自分の思考と行為だけ”です。
他者はコントロールできない
全行動が指し示すもう一つの大切な考え方があります。
それは、《他者はコントロールできない》ということです。
車で例えると、他者は自分と違う別の車のことを指します。

他者が乗っている車の行末をコントロールすることは、基本的にはできません。
力づくで他者をコンチロールしようとするどうなるか?ぶつかって事故が起きます。
この事故は教育現場や子育ての現場でもよく起きます。
子どもをコントロールできると思い込んで、
子どもは自分の車に乗っていると思い込んで、
子どもの行末をコントロールしようとし、事故が起こります。
親と子の衝突、夫婦の衝突は、
大抵相手をコントロールしようとすることで起きます。
人はそれぞれ別の車に乗っていて、それぞれがハンドルを握っています。
「あなたの車は他の誰でもない、あなたがハンドルを握っている。」
「他者の車は他の誰でもない、他者がハンドルを握っている。」
「子どもの車は他の誰でもない、子どもがハンドルを握っている。」
後輪の「感情と生理反応」に続き、「他者」もコントロールできません。
悩みの正体

「あの人からどう思われてるかな...」
「なんで〇〇さんはこうしてくれないの??」
人間関係の悩みは【他者がどう思っているかに悩む】や【他者が自分の理解できない行動をして悩む】のようなものが多いです。
そうです、「コントロールできないもの」に悩んでいるんです。
あなたがコントロールできることは《自分の思考と行為のみ》です。
「出来事に対して自分がどう思考するか、どんな行動をとっていくか」
それだけにフォーカスしていきましょう。
そうすると「コントロールできないもの」に悩まなくなり、良好な人間関係を築いていけるでしょう。
まとめ

本日の記事、いかがでしたでしょうか?
「全行動」から、人間関係で大切な考え方を紹介しました。
⚪︎他者はコントロールできない
⚪︎コントロールできるのは「自分の思考と行為」だけ
⚪︎コントロールできることだけに集中する
僕自身人間関係に悩んだ過去がありますが、この考え方を実践していくことで今では悩むことがなくなりました。
もちろんすぐに考え方を変えることはできませんが、悩みに直面した時は
「今悩んでることってコントロールできることなんだっけ?」
「自分が今すべきことって何なんだっけ?」
と自分に問いかけてみてください。
きっと少しずつ行動と結果が変わっていくはずです。
一緒に素敵な人生を作っていきましょう✨
今日はこんなところで!
それでは👋
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