こども教育研究家のこうへい先生です!
東京都世田谷区の教育現場で日々子どもたちと関わっています。
子どもに関する悩み、運動に関する悩みを中心に記事を書いています。
今日は、「親子でできる初めての水泳練習法」について解説していきます。
水泳は生きるために必須のスキルです。
子どものうちに必ず身につけさせてあげましょう。
※「水に慣れる」から始まり、「水に浮く」というところまで解説してきます。
⚪︎監修こうへい先生
体操競技歴17年、インターハイ•国体出場、海外大会優勝の経験あり。
運動指導のプロフェッショナル。おおしろキッズ体操教室教室長。
↓↓
習得の大枠
①水に慣れる
②水に潜る
③水に浮く
④水で泳ぐ
この順番で習得していきます。
今日は①〜③までの練習方法を解説していきます。
練習方法
今日紹介する練習は、子どもの足がつく深さのプールで行ってください。
①水に慣れる
水を顔にかける
まず最初は、手で水をすくって顔に水をかけるところからです。
最初はこれだけで泣いてしまう子もいます。
苦手な子はお風呂のシャワーを顔にかける練習をしてみてください。
どうしても怖くてできない子は、水につけたタオル(しぼらない)を顔につけるところから始めましょう。
顔をプールにつける
次の段階では、顔をプールにつけていきます。
といっても、いきなり顔を全部つけるのは難しい子もいるので、段階を追ってやっていきましょう。
⭐︎口を水につける
まずは口を水につけます。
☝️point 口は閉じる、息を吐く☝️
口を閉じ、ほっぺを膨らませるようにして水につけましょう。
すぼませた口からロウソクの火を消すようにブクブクと息を吐きます。
⭐︎耳を水につける
次は耳を水につけます。
「水の中ってどんな音がするかな?」と音を聞いてみましょう。
☝️point 耳をつける向き☝️
首を横に倒し、片耳ずつ水につけていきます。
耳の穴が下を向くようにして水につけましょう。
そうすると耳に水が入らず、音も聞けるでしょう。
⭐︎おでこを水につける
顔を水につける際は、目に水が入るのを嫌がる子が多いです。
これはそういった子のための段階練習です。
最初は水を掬うように、水の中に両手で受け皿を作ります。
そして自分の手に向かって顔を近づけ、おでこをつけましょう。
顔を水面に対して平行にし、おでこだけを水につけます。
ここまで前準備ができると顔をつける恐怖心もかなりやわらいでいるでしょう。
⭐︎顔をつける
ようやく顔を全部水面につけていきます。
同じく最初は水を掬うように、水の中に両手で受け皿を作り、そこに向かって顔をつけましょう。
慣れてきたら手なしで顔をつけてみましょう。
②水に潜る
バブリング(ぶくぶくぱっ)
顔を鼻まで水につけ、鼻からぶくぶくと息を吐き出します。
息を吐き切ったら水面から顔を出し、口から大きく息を吸います。
「ぶくぶくぱっ、ぶくぶくぱっ」というリズムで行います。
この練習で息継ぎの感覚を覚えることができます。
ホビング
バブリングのレベルアップです。
バブリングでは鼻までだっとところを、ホビングでは頭のてっぺんまで潜ります。
プールの底から両足でジャンプをするように水面から顔を出し息継ぎをします。
(浅いコースから練習しましょう)
潜ったところから地面をしっかり蹴って水中に上がる練習は必ずしておきましょう。
水底座り
息を吐きながら水中に沈み、プールの底に長座で座ります。
☝️point 手を上から下へと、水を掻くように動かそう☝️
水を掻く感覚、沈む感覚を覚えましょう。
浅いところから始め、成功体験を沢山積ませてあげましょう。
宝探し
水中にばら撒いたお宝を子どもに拾ってきてもらう遊びです。
遊ぶ中で、効率よく潜る方法や体の使い方などを覚えていきます。
水中に沈めるお宝はこのようなものがオススメです。
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③水に浮く
ダルマ浮き
次に、水に浮く練習に移ります。
息を大きく吸い、両足を抱え顎を引く、背中を丸めた状態で5秒浮きます。
背中が水面に浮くようにして行います。
大人が横でバランスをとり補助してあげましょう。
浮き身
両手を上に伸ばし、蹴伸びのような姿勢で水面に浮きます。
☝️point 顎を引き、体を真っ直ぐにする☝️
水面に上がるときは、まず足を水底につけてから上体をあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
水泳は命を守るために必要なものです。
子どものうちに必ず身につけるようにしましょう。
今日はこんなところで!
それでは👋
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