こども教育研究家のこうへい先生です!
東京都世田谷区の教育現場で日々子どもたちと関わっています。
子どもに関する悩み、運動に関する悩みを中心に記事を書いています。
今日は、運動指導のプロである私が、「倒立前転」の練習方法について解説していきます。
練習方法
背中を壁に向けて壁倒立
倒立をする練習です。
いくつかポイントがあります。
まずは正しい倒立の形です。
↓⭕️正しい壁倒立⭕️↓
ポイント
踏み込む姿勢
前脚を曲げてしっかりと踏み込むようにしてください。
曲げた脚を伸ばす力を利用して倒立に持ち込みます。
↓⭕️踏み込めている形⭕️↓
↓❌踏み込めていない形❌↓
目線
手をついたとき、目線は手と手の間を見るようにしましょう。
↓⭕️正しい形(手と手の間を見ている)⭕️↓
↓❌頭が中に入って、足の方を見ている❌↓
このまま倒立にいこうとすると肩が前に出て肘が曲がり、体を支えることができません。
↓↓
脚を振り上げるタイミング
脚を振り上げるタイミングもポイントです。
正しい形は、下図のように
①まず上半身を下げてから②脚を振り上げるという形です。
「①上半身を下げる」「②脚を振り上げる」の順で動作が進むとスムーズに倒立に繋げることができます。
以下よくある失敗の例です。
↓❌①をせずに②だけしようとする形❌↓
背倒立
綺麗に安全な倒立前転をするために、実は背倒立の意識が大切です。
以下の練習で詳しく解説します。
↓背倒立ができない方はこちらの記事をご覧ください↓
壁倒立~背倒立経由~前転
倒立前転の後半の動きです。
倒立前転は「背倒立の姿勢を経由すること」がポイントです。
そうすることでスムーズかつ安全な実施をすることができます。
☝️この姿勢を経由する☝️
倒立前転チャレンジ
前半と後半を繋ぎ合わせ、流れで倒立前転を練習してみましょう。
繰り返し練習することで倒立の微調整もできるようになっていきます。
ここでのポイントは「倒立で真上を通過してから回りにいくこと」です。
↓⭕️正しい形⭕️↓
↓❌回りにいくのが早い❌↓
倒立が真上に行く前に回転を始めることが原因で怪我をしてしまうことがよくあります。
十分注意しましょう。
↓❌回りにいくのが遅い❌↓
背中を打つタイプの倒立前転は「回転始めが遅いこと」に原因があることが多いです。
補助者がいる場合は、まず倒立で止めてもらい、そこから前転をする練習から始めてみてください。
沢山練習してみましょう!
まとめ
本日の記事、いかがでしたでしょうか?
倒立前転、繰り返し練習してみてください。
今日はこんなところで!
それでは👋
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