【10分でできる】側転練習法(初心者向け)【幼児】

運動の悩み

こども教育研究家のこうへい先生です!

東京都世田谷区の教育現場で日々子どもたちと関わっています。

子どもに関する悩み、運動に関する悩みを中心に記事を書いています。


今日は、運動指導のプロである私が、「側転」の練習方法について解説していきます。


今日の記事では、側転が全くできない子が側転の形を覚えるところまで解説しています。
良い姿勢で綺麗に側転がしたい方はこちらの記事をご覧ください。

↓↓

⚪︎監修こうへい先生
体操競技歴17年、インターハイ•国体出場、海外大会優勝の経験あり。
運動指導のプロフェッショナル。おおしろキッズ体操教室教室長。

練習方法

①腕で支える力をつける練習
②体の動かし方を覚える練習

この練習をしていきます。

①腕で体を支える力をつける練習

カエルジャンプ

両手を地面についた状態で、両足ジャンプをします。

このとき、腕を伸ばしてしっかりと体を支えましょう。

⭕️☝️ポイントは、手と手の間を見ることです☝️⭕️

❌頭が中に入り、視線がお腹の下に向く❌

この姿勢になるとジャンプしたときに肩が前に倒れ、うまく体を支えることができません。

↑こんなふうに体を支えられず、崩れてしまう↑

まずはカエルジャンプで体を支える練習から始めましょう。

お尻の位置が高くなればなるほど良いです。

カエルぱっちん

先ほどのカエルジャンプで、空中で足拍手をします。

まずは1回、できる子は2回、「何回ぱっちんできるかな?」とどんどん回数を増やしていきましょう。

ジャンプを高くすると沢山足拍手ができますが、その分腕で体を支える力が必要となります。

②体の動かし方を覚える練習

側転の「横に回る」という感覚を初めての子どもは持っていません。

その感覚を覚えていきましょう。

くまグルグル

膝をつかないハイハイの姿勢(くま歩きの姿勢)になります。

両手両足をくまのように動かし、その場でグルグル回りましょう。

上から見て、おへそあたりを中心に時計の針のようにグルグルと回るイメージです。
(回転方向は子どもがやりやすい方向で良いです。)

この練習で子どもは横に回る感覚を覚えます。

このときに回りやすい方向で側転の練習を進めていきます。

カエルグルグル

次は、先ほどの「くまグルグル」がレベルアップした練習です。

両手、両足をそれぞれ同時につきます。

「手、足、手、足」と、交互につきながら、グルグル回ります。

側転の動きに近づいてきます。

両手をつく
両足でジャンプ!
両足で着地
両手をつく
両足でジャンプ!
両足で着地
両手をついて、ジャンプ!
両足で着地

段差を使ってカエルグルグル

次は、下図のような段差を使います。

段差を使ってカエルグルグルをしましょう。

「段差に手をつく〜ジャンプで飛び越える」を繰り返します。

振り返って手をつく〜ジャンプ

さらに側転の動きに近づけていきます。

脚を少し広げて立ったところから、振り返るようにして手をつきにいきます。

その後は先ほどと同じようにジャンプをして段差を飛び越えます。

少し脚を広げて立つ(手も横に広げる)
体を捻るようにして後ろを振り返る
両手をつく
両足でジャンプ!
両足で着地

振り返って手をつく〜ジャンプ〜最初の向きで立つ

ここまできたらあと少しです。

まず、少し足を開いて立ちます。(スタートポジション)
振り返って手をつき、ジャンプをして段差を飛び越えたら、スタートポジションと同じ向きで立ちます。

これで側転の動きが完成しました。

繰り返し行い、体を横に回転させる感覚を覚えてください。

途中まではさっきの練習の動きと同じ
ここから体を捻る!
スタート時と同じ体の向きで着地する

「1、2、3、4」のリズムで側転

体を回転させる感覚を覚えたところで、次は側転のリズムを覚えていきます。

下図のように「手、手、足、足(1、2、3、4)」のリズムで側転を練習をします。

リズム良くできたら、段差を低くしていきます。

最終的には段差なしで挑戦してみてください。

↓↓

まとめ

本日の記事、いかがでしたでしょうか?

子どもによってはすぐにここまでできるようになります。

動きを分解して段階を追った練習をしていくと、子どもはみるみる上達していきます。

ぜひ練習してみてください(^^)


今日はこんなところで!

それでは👋

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